MAKIグリセリンフリーという言葉を聞いたことありますか？
その名前の通りグリセリンを含んでいない化粧品などに使われている言葉です。
グリセリンは私たち人間の皮膚にも元々存在している成分で、保湿剤としては本当に様々な化粧品に含まれています。
低刺激で肌をしっとりとさせて潤いを保つ効果にも優れており、毒性もほとんどなく医薬品や食品にも使われるほど安全な成分といわれています。
保湿剤としてかなりポピュラーなグリセリンは、お手持ちの化粧品の成分表を見るとプチプラ化粧品から高級デパコスまで、結構な確率でグリセリンが含まれていると思います。
MAKIなんでわざわざグリセリンフリーを試すの？
そう、保湿力も抜群で安全性も高いグリセリンを使っていない商品を選ぶのか。
理由をご説明していきましょう！
アクネ菌の栄養源になる…？
以下の図は、2009年に製薬会社から発表された研究調査の中の有名な図です。
※画像引用：株式会社サティス製薬【研究調査】化粧品でアクネ菌が増える？
各種保湿剤がアクネ菌の栄養源になりうるか増殖率を測定した結果になります。
グラフだけ見るとグリセリンがアタマ一つ飛びぬけています。
私は素人なので、他のほとんどの保湿剤が0.1～0.2(単位はわからず)という数値の中、グリセリンが0.6を超える数値というのがどのくらいの差なのか分かりません。
MAKIいやいや少なくとも3倍じゃん！
と思うかもしれませんが、例えばラーメンの「麺」を2本食べるのと、6本食べるのってカロリーにしても満足度としても微々たる差ですよね？
でも、2杯食べるのと6杯だと結構違う。
(ラーメン好きなのでラーメンに例えました。伝わりづらかったらスミマセン笑)
と、この3倍がどのくらいの差なのかが素人には分からないんですよね～(＾＾；)私だけ？
MAKIもしかしたら微々たる差なのかも…
と思うのはなぜかというと、ニキビ予防を謳っている製品にもグリセリンが入っていることが結構あるから。
製薬会社だったり化粧品会社が考えて作ったものなので、このグリセリンでアクネ菌が増殖する現象は、実は微々たるものなのか？と色々考えてしまいました。
化粧品化学で有名なかずのすけさんのYouTube内でもグリセリンフリーのことに触れていて、上記の棒グラフについて触れられています。（動画内1:00あたり）
他にもグリセリンがニキビの悪化要因になるのか？などについても独自の見解でお話しされているので、ぜひ見てみて下さい。勉強になります。
少しでも可能性を取り除きたい
ニキビに悩んでる人って、
MAKIあ～、ニキビできちゃった！
という、時折できるニキビに悩む人もいれば
MAKIもう本当にヤダ…。どうにかしたい…。
と毎日毎日本当に深刻に悩んでいる人もいます。
私も高校生の時はほっぺが一面ニキビだらけで本当にひどくて、鏡を見るのも嫌でした。
ニキビのせいで自信ももてず、同級生の男の子と話すのが大の苦手でした。話すとしてもうつむきがち。
そんな深刻に悩んでる人も、時々悩む人も、少しでもニキビ悪化の可能性が増えるものを取り除きたい…！という意味で、グリセリンフリーはやる意味があるのかなと思います。
毛穴状態が悪化するのではなく、目立つようになる？
Twitterで「あ〜なんかわかるかも」と腑に落ちた情報があります。
グリセリンは使うことによって肌が荒れるわけではなく、塗った後にやたらと毛穴が目立つと感じる人が一定数いたようです。
それを受けて研究職など化粧品・化学のプロの方々が論じていたのが印象的でした。（このツイートにぶら下がっているツイートも要注目）
- グリセリンがニキビ・毛穴を悪化させるなどの明確なエビデンス（根拠）はない
- グリセリンを塗ることによって毛穴が目立つと感じている人も（筆者も感じています）
- 塗った時の光の屈折率によって毛穴が目立つように感じる？という説が有力
光の屈折率の話はSNS上で論じられているだけで、化学的に証明などはされていません。
ただ、私を含め「グリセリンを塗るとなんか毛穴が目立つ」と感じているは人この説で納得した人も多いのでは。
光の屈折率で毛穴の凹凸が目立ってしまう説、私はあながち間違っていないと思います。
SNSや口コミじゃなくて、自分の肌を見る
どの化粧品でもそうですが、グリセリンフリーで調子が良くなる人もいればその逆の人もいます。
最初にお伝えしたように、グリセリンは本当にたくさんの化粧品に使われているので、意識していない限り、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、オイル、頭や背中のニキビならシャンプー、コンディショナー、トリートメント、ボディソープ…何かしらに含まれています。
MAKI成分表をあまり見ない方は、これを機にぜひ見てみましょ！
グリセリンフリーにしたとたん肌の乾燥が悪化したという人もいるので、グリセリン以外の保湿をどのようにしていくかがカギかなと思います。
乾燥して肌が皮脂を過剰にだすと、それがまたニキビの原因になるので保湿は重要です。
口コミが良かったグリセリンフリー商品に過剰に期待せず、自分の肌と対話しながら合うか合わないか判断しましょう！
グリセリンフリー商品に限らず化粧品を変えた翌日にコメドやニキビができると、か～な～りテンション下がりますよね。
ニキビは食生活や睡眠不足、日々のストレスなど様々な要因が考えられるので、アレルギーのような反応(赤く腫れる、発疹が大量に発生する等)じゃないかぎり数日は様子を見るようにしています。
1年かけて綺麗になる人もいれば、すぐに変化が現れ始める人もいます。
変化が著しい人ほどSNSなどでは反響も多いですし目立つので
MAKI私には全然効果がない…。
と思ってしまうかもしれませんが、1日で急に美肌にはなりません。(断言)
このグリセリンフリーも長期戦のつもりでたくさん下調べして、成分はもちろん、続けられる価格であることなどを考慮して、自分に合いそうなものを探してみてください。
ちなみにお試ししたNOV ACアクティブはグリセリンフリーなものが多いです！
乳液やクリームはグリセリンフリーのものがなかなか少ないのですが、このシリーズは含まれていません！
皮膚科医さんもオススメする製品とのことなので、試す価値アリかと思います！(筆者は現在NOV ACアクティブの乳液を愛用してます！)
グリセリンフリーは私も今実践中ですので、効果があれば追って報告していきたいと思います(＾＾)
今のところ、結構合っているようで調子は良いです♡
MAKIみなさんもぜひ成分表とにらめっこしてみてくださいね(笑)
ここまでお読みいただきありがとうございました！
